タクシードライバーの魅力とは?

私はタクシードライバーという職業は他にはない魅力がたくさんある仕事だと感じています。今回はタクシー業界に新卒で入社した私が実際に感じたタクシードライバーの魅力を紹介していきたいと思います!
本人の努力や工夫次第でたくさん稼げる
タクシードライバーは基本的に歩合制のため、頑張った分だけそのまま給料に反映されます。また、東京や大阪などの都会ではインバウンドで観光客が増加しているので、タクシードライバーの需要は高いと考えています。(地方はお客さんが少ないため、都会と比べると稼ぎにくくなります。)私が新卒でタクシードライバーの道を選んだ一番の理由も「乗せたお客様の数に比例して収入が増える」 というシンプルな給与体系に加え、個人事業主のように裁量を持って働ける点です。
タクシードライバーの1カ月の拘束時間は日勤は最大で288時間、隔勤は262時間までと法律で定められています。一般的な企業の正社員であれば、1日の労働時間は8時間で週5勤務、副業は禁止されている場合が多いので、もっと働いてたくさん稼ぎたいと思っていても難しいでしょう。その点、タクシードライバーは日勤であれば月に288時間、隔勤であれば月に262時間以内に留まれば、その分だけたくさん働いてたくさん稼ぐことができるというわけです。もちろん、必ずバリバリ働く必要はありませんし、老後のお小遣い稼ぎとしてのんびり働いているような方もいます。(当然ですが、体調管理を徹底したり、十分な休息時間を設けたりすることは会社で義務付けられています。)
日本の多くの企業は年功序列の給与体系を採用しており、年齢とともに給料が上がる仕組みが一般的なので、どんなに頑張っても給料がすぐに上がるわけではありません。しかし、タクシードライバーは売上を上げれば上げるほど給料もアップします。例えば、時間帯やエリアを工夫するだけでも売上は大きく変わります。朝の通勤時間帯や、週末の繁華街、深夜のタクシー需要が高まる時間帯を狙うことで、効率よくお客様を乗せることができます。また、イベントやライブがある日には会場周辺で待機して稼ぎやすいタイミングを見極めたり、ちょっとした気遣いや会話で接客の質を向上させて指名を頂いたりすることで売り上げを伸ばしているドライバーもいます。自分の努力や工夫次第で収入を増やせるのが、タクシードライバーの大きな魅力です。
休日が多い
タクシードライバーには「隔日勤務」と呼ばれる勤務形態が主流となっています。これは、1回の勤務時間が長い代わりに、翌日は休みになるというシフトです。例えば、朝8時から翌朝4時まで勤務した場合、次の日は丸一日休みになります。この働き方を続けると、1ヶ月の勤務日数は12〜14日程度。つまり、月の半分以上が休みになるのです!
そのため、プライベートの時間をしっかり確保できるのも大きなメリットです。シフトの組み方によっては3連休を入れることもできるので、家族や恋人と遠くに旅行に出かけたり、好きなことや趣味に没頭したりすることも可能です。仕事をやる時はやる、休む時は思いっきり休むことができるので、「仕事とプライベートを両立させたい」「自分のペースで働きたい」と考えている人にはピッタリの職業です。
タクシー会社によっては、昼勤・夜勤が選択できる所もあります。夕方以降は子どもと一緒に過ごしたいと考える女性の方や、周りの友人・家族と同じような勤務形態で働きたいと考えている方に合わせた働き方も実現できます。(隔日勤務しか採用していない会社もあるので事前確認が必要です。)
土地勘が身につく
タクシードライバーは日々、東京の街を走り回るので、嫌でも東京の街には詳しくなれます。例えば、朝夕のラッシュ時にはどの道路が混雑しやすいか、休日にはどのエリアが観光客で賑わうかといった交通状況の把握が自然と身につきます。特に、平日の朝は新宿や渋谷などのビジネスエリアへ向かう主要道路が混雑しやすく、逆に夜遅くには繁華街である銀座や六本木周辺がタクシーを利用するお客様で賑わいます。また、季節ごとの祭りやイベントの開催場所についても詳しくなり、浅草での三社祭や新宿御苑での桜の見頃、さらには夏の隅田川花火大会や冬のイルミネーションスポットなど、年間を通じて様々なイベントや観光スポットの情報を収集することができます。
お客さんと会話したり、普段行かないような道路を運転したりすることで地元の人に人気がある隠れ家的な飲食店や、カップルにおすすめの夜景が楽しめるデートスポットなど、観光ガイドには載っていないようなことも発見できます!
職場の人間関係に悩まない
一般的な会社員と比べて、タクシードライバーは職場での人間関係のストレスが少ないのも魅力です。通常のオフィスワークでは、上司や同僚との関係、会議やチームワークなど、人間関係の悩みがつきものですが、タクシードライバーは基本的に1人で仕事をするため、そういったストレスがほとんどありません。
もちろん、営業所には同僚や上司がいますが、毎日ずっと一緒に仕事をするわけではないため、適度な距離感を保てます。「人付き合いが苦手」「職場の人間関係で悩みたくない」という人には、とても働きやすい環境です。
また、接客業なのでお客様とのやり取りはありますが、ほとんどが一回限りの関係です。私は今まで指名以外で同じお客さんを乗せた経験は一度もありません。なので、お客さんから急かされたり、嫌なことを言われたりしても、「これで最後。もう乗せることはないだろうから大丈夫。」と割り切ることができています。
タクシードライバーは「1人の時間を大切にしたい」という人にとって、魅力的な仕事だと思います。
まとめ
今回はタクシードライバーの魅力について紹介しました。私自身、新卒で入社し、タクシードライバーという仕事にやりがいを感じています。もちろん、どの仕事に就くとしても良い面もあれば、悪い面もあります。それはタクシードライバーという仕事においても同じです。ですが、タクシードライバーという職業に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。