自己紹介のページを更新しました!
カテゴリ①

タクシードライバーが抱える悩みとは?

都内新卒タクシードライバー

タクシードライバーは「隔日勤務」「歩合制」という点で、一般的なサラリーマンとは異なる勤務形態であり、少し特殊な職業だと考えています。私自身、新卒でタクシードライバとして働き、今の仕事にはとても満足しています。一方で、タクシードライバーだからこそ抱える不安や悩みもあります。今回はタクシードライバーとして働いている人たちが一度は抱えそうな悩みについて紹介していきたいと思います。

不安定な給料

タクシードライバーの給与体系は基本的に「歩合制」です。営業収入(乗客を乗せて走った分の運賃の総額)の一定割合がドライバーの給料として支給されます。

企業によっては「固定給」を採用していたり、ボーナスや臨時給を支給していたりするところもあるので、給与計算の仕組みは多少異なるのですが、一般的なタクシー企業の場合、以下のような計算式になります。

給与=営業収入×歩合率

歩合率に企業によって異なるのですが、基本的には60%前後となっています。営業収入が60万円、歩合率が60%の場合、給与は

60万円×60%=36万円

となるのです。

この営業収入は景気や社会情勢によっても大きく左右されます。したがって、タクシードライバーの給料も景気や社会情勢によって大きく左右されるのです。例えば、新型コロナウイルスが流行した時は、緊急事態宣言が発令され、タクシーに乗る人はかなり減りました。タクシーの需要は減少し、タクシードライバーの給料にも多大な悪影響を及ぼしました。

仕事ができなくなるリスク

タクシードライバーを続けていくための必須条件として、車を運転できる状態であることがもとめられます。しかし、タクシードライバーは常に車を運転しているため、事故や違反を引き起こすリスクとも日々、隣り合わせです。乗客に急かされたり、普段行かないような道路を運転したりすることもあります。万が一、事故を引き起こして、免停になると明日から仕事ができなくなっていることさえあります。

また、病気が原因で運転をできなくなってしまうリスクもあります。今は元気でも、ある日突然、体が不自由になって思っている通りに運転できなくなることも考えられるわけです。「そんな急に体が不自由になることなんてないでしょ!」と思う方がいるかもしれませんが、例えば、腕や足を骨折するようなことがあるだけでも、その間はハンドルを握ったり、アクセルを踏んだりすることができなくなってしまうので運転ができなくなってしまいます。これから、年齢を重ねていけば、健康面での不安も増えていき、タクシードライバーとして活動できなくなる可能性も高まります。

不規則になりがちな生活習慣

タクシードライバーの勤務体系は基本的に「隔日勤務」です。これは1日で16~20時間働く代わりに次の日は丸一日休みになるというものです。そのため、起きる時間やベッドに入る時間、食事をとる時間、睡眠時間などが不規則になりがちです。「隔日勤務」と呼ばれる勤務体系は慣れれば大丈夫だという方が多いように感じますが、中にはどうしても生活リズムが合わず、睡眠障害を引き起こすような方もいます。

夕方以降は必ず子どもと過ごしたい主婦や周りのサラリーマンと同じような勤務体系で規則正しい生活を重視する方は「隔日勤務」は合わないかもしれません。

タクシー会社によっては「昼勤務」や「夜勤務」を採用しているところもありますので、自分に合った勤務体系を選べる会社を探すべきです。

酔客対応やクレーマーの対応

タクシードライバーは一日で20~30組の客をタクシーに乗せます。たくさん人を乗せるので、中にはクレーマーや少し面倒な客もいます。

特に、夜遅くに繁華街で客を乗せる時は、居酒屋でお酒をたっぷり飲んで酔っている客もいます。タクシードライバーに対して、高圧的な態度で接してきたり、意地悪なことを言ってきたりすることもあります。それだけならまだ良いのですが、一番困るのはタクシー内で吐いてしまうことです。タクシー内で吐かれると、タクシードライバーはその日の営業ができなくなってしまい、稼げなくなってしまうので大変困ります。私はまだそういった客に遭遇した経験はないのですが、先輩乗務員の中にはそういう経験をしている人もいていて事前にエチケット袋を用意して対策しているようです。

社会的地位が低い

世間一般では、タクシードライバーは「誰でもできる」、「おじさんがやる仕事」などといったイメージがあります。タクシードライバーは学歴不問で特にスキルがなくても運転免許さえあれば誰でもできるし、おじさんが多いのも事実です。

私自身、新卒でタクシードライバーとして働いていることを周りの知人や友人に話すと微妙な反応をされることもしばしばあります。お見合いや合コンなどに参加した経験はありませんが、おそらくモテないだろうなと思います。

また、社会的信用も低いので、ローンを組んだり、銀行からお金を借りたりしたいときもスムーズにいかないこともあるようです。

自動運転・カーシェアの台頭

ここまでタクシードライバーが抱えそうな悩みをいくつか羅列しましたが、私自身、タクシードライバーとして最も危惧していることは自動運転タクシーやカーシェアの普及によってタクシードライバーの存在そのものが必要なくなることです。実際に、アメリカや中国の一部地域では既に自動運転タクシーが普及しつつあります。

50代や60代の方であれば、それほど心配するようなことでもないかもしれませんが、私含め、20代や30代の方、これから新卒でタクシー業界に進む方にとっては、将来の人生設計において考慮しなければならないことだと思っています。自動運転タクシーに関する私の考えは下記で述べています。

あわせて読みたい
記事を取得できませんでした
記事を取得できませんでした

まとめ

今回はタクシードライバが抱える悩みについて紹介しました。タクシードライバーは他の職業と比較すると不安定な職業だと思います。安定した生活を送りたい方にとってはもしかすると苦痛に感じることも多いかもしれません。

ここまでタクシードライバーの悪い側面ばかり紹介してきたので、最後に、新卒でタクシードライバーとして働く私個人のタクシードライバーが抱える悩みの見解について述べます。そもそも安定とは何なのでしょうか。大手企業に勤めたり、公務員として働いたりすれば安泰なのでしょうか。大手企業でもつぶれることだってありますし、これからの日本社会では公務員だってどうなるかわかりません。もし仮に仕事を失うようなことになっても、また仕事を探しせば良いじゃないかと思います。そこで今まで勤めていた会社よりも給料面や福利厚生が良くない会社に就職することになったとしても、別に死ぬわけじゃないし、本人の工夫次第で生活を豊かにすることも可能なのではないでしょうか。結論、将来のリスクを考慮しすぎずに「自分のやりたい仕事をする」ことが一番だと私は思います。

ABOUT ME
kk_taxidriver
kk_taxidriver
都内新卒タクシードライバー
都内新卒タクシードライバー 2001年生まれ東京出身 23歳 地方の国立大学卒業後、新卒でタクシー企業に入社 タクシードライバーとして得た知見を皆様に発信します!
記事URLをコピーしました