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タクドラ講座

タクシードライバーの研修内容

都内新卒タクシードライバー

タクシードライバーになる際には、所属する会社で研修を積む必要があります。研修期間は一般的には約1~2カ月ほどといわれています。(私の会社ではタクシードライバーとして独り立ちするまでに1カ月半かかりました。)研修内容は所属する会社によって多少異なりますが、今回は私の所属する会社での研修内容について紹介します。

普通二種免許の取得

普通二種免許とは

タクシードライバーになるためには、自動車学校に通って普通二種免許を取得しなければなりません。普通二種免許の取得には普通免許取得後、1年以上経過していることが条件となっています。普通二種には普通二種AT免許(オートマチックトランスミッション)と普通二種MT免許(マニュアルトランスミッション)があり、私は普通二種AT免許を取得しました。MTだとATと比べて入校料金が少し高かったり、受講数も多かったりするので、日本でタクシードライバーとして働くだけであれば、ATで十分だと思います。

普通二種免許取得までの流れ

普通二種免許を取得する際、自動車学校に通って学科と技能の教習を受ける必要があります。私はATだったので、学科は応急救護も併せて19コマ、技能は18コマありました。全て受講して効果測定に合格すれば、卒業検定を受けることができます。卒業検定では校内と路上で教官に指示された通りに運転を行います。卒業検定に合格した後、試験場で学科試験を受けることができ、学科試験で90点以上を取れれば、普通二種免許を取得することができます。私の場合、普通二種免許を取得するまでに1カ月ほどかかりました。自動車学校に通い始めて2週間ほどで卒業検定を合格することができたのですが、3月で繁忙期ということもあり、試験場での学科試験の予約が一番早くて2週間後だったからです。普通二種免許を取得するにあたって、自動車学校の教習の時間割は会社の方で決めてもらえたのでわざわざ自分で予約する手間もなく、教習費用も会社側が負担してくれました。普通二種免許を自分で取得する場合、通常20~25万円かかるので会社側で負担してもらえるのはとてもありがたかったです。しかし、私の所属する会社と同様に、多くの一般的なタクシー会社では教習費用等を会社側で負担する代わりに、入社後2~3年は退社できない取り決めとなっているので、その点は注意が必要です。また、会社によっては教習費用等を負担してくれない会社もあるので、事前に確認しておきましょう。(もし2~3年以内に退社する場合、会社に負担してもらった教習費用等を全額返金することになります。)

普通二種免許の取得難易度について

結論から申し上げると、受講者本人の運転スキルによります。日ごろからよく運転している人であれば全然難しくないし、逆にペーパードライバーの人であれば少し難しく感じるかもしれません。普通二種では卒業検定で行う技能試験の合格点が80点になります。普通免許では70点なので、普通二種免許ではもう少し高度な運転スキルが求められるということになりますね。普通二種免許の試験内容は普通免許の延長線上のようなもので、V字カーブを曲がったり、ポールをお客さんに見立てて停車したりする点で少し異なりますが、逆に言えばそれ以外はほとんど普通免許と同じということです。

タクシーセンターでの研修

都内でタクシードライバーとして活動する場合、東京タクシーセンターで3日間の講習を受ける必要があります。私の場合、午前9時から午後5時まで1コマ40分で講習を受けました。講習ではタクシードライバーの仕事を行ううえで知っておくべき法令や接遇、地理について学びます。3日目には、地理の効果測定と法令試験があり、もし落ちると再試験を受けなければなりません。ですが、問題自体はそこまで難しいわけではありませんので、真面目に講習を受けていれば合格できると思います。地理の効果測定は10問中7問、法令試験は45問中36問以上合っていれば合格でき、どちらも〇×問題となっています。私がタクシーセンターで地理の効果測定と法令試験を受けた時、会場には80人くらいいたのですが、60人ぐらいは合格していた気がします。逆に言えば、20人くらいは落ちていたので、油断したり、甘く見たりすると試験に落ちるので万全の状態で挑みましょう。

同乗研修

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都内新卒タクシードライバー
都内新卒タクシードライバー 2001年生まれ東京出身 23歳 地方の国立大学卒業後、新卒でタクシー企業に入社 タクシードライバーとして得た知見を皆様に発信します!
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